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本08三権分立とは、立法権・司法権・行政権の三権を分け、それぞれ別々な機関に受け持たせるシステムです。
立法は国会に、司法は裁判所に、行政は内閣が受け持っています。
これは、それぞれの機関がお互いを監視しあいチェックすることで権力の集中と悪用を防ぐといった目的があるのです。
たとえば、立法と司法の関係を説明すると、立法機関である国会は司法である裁判所に裁判官弾劾裁判所を設置する権利があり、それにより裁判官を辞任させることができます。
また逆に、裁判所では国会が作る法律が憲法に違反していないか判断する権利を持っています。これを、違憲立法審査権といいます。
次に、立法と行政の関係は、国会の衆議院は内閣に対して不信任の議決ができ、内閣はその衆議院の解散権を持ちます。
最後に、行政と司法の関係は、内閣は最高裁判官及びその他裁判官の指名権を持ち、裁判所は内閣が提案した法律や政令に対しての違憲立法検査権、また行政事件や処分についての裁判権を持ちます。
このように、三権はお互いに独立してそれぞれを監視しているのです。
なお、司法は政治的権力の干渉を受けないよう、独立して裁判を行える司法の独立という強い権限を持つ性質によって守られています。